karko's room
つれづれ・・・
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地震が起きた時、karkoは職場にいた。
異常な揺れを感じ、玄関のドアを開け、押さえた。
目の前で、庭の灯篭が倒れ、猫は騒ぎ、犬のしっぽは垂れ、
道はうねり、目の前の民家は横にゆらゆらと揺れ、
電線はブルンブルン波打っていた。
心臓がドキドキして、足がガクガクした。
これは尋常ではない。
やりかけの仕事を片付けながら、子どもたちの無事を確認。
地震後、1時間くらいで退社させてもらい帰路につく。
車で帰るのだが、主要道路は渋滞で動かない。
仕事場は地元なので裏道を知っていたので、順調に帰ることが出来た。
間もなく、にぃにも帰宅。
ねぇね は、ばぁばの家。
周りのお年寄りや身体の不自由な人たちのところへまわって、
声をかけに行ったそうだ。
なんと出来た子だ と、わが娘ながら感心した。
(親ばかですから~♪)
学校へ行っている近所の小学生たちは、
ちょうど下校の時間だった。
帰る道の途中で地震にあった子が何人もいたという。
話を聞くと、地震が起こった時、
近くにいる大人が
「こっちへ来なさい!」
と、抱きかかえてくれて助けてくれたそうだ。
それが、一人や二人ではなく、ほとんどの子供が知らない人に助けられたと聞いた。
褒められようと思ってるわけでなく、
ありがとうなんて言って貰いたいわけでもない。
なのに、とっさに手を差し伸べてくれる人がいる。
辛い悲しいときに、傍らにいてくれる人がいる。
そんな貴重な経験を、子供達は経験したのだ。
忘れないで欲しい。